まぐろ大谷とは

about

「新鮮で美味しい魚を手軽に
お腹いっぱい食べてもらいたい。」

おいしいと喜んでいただける
お客様の姿が見れることが
まぐろ大谷の喜びです。

ごあいさつGreeting

代表

城下智彦

美味しい魚を食べてもらって
幸せな気持ちになってもらいたい。
その気持ち一本でやってます。

東京都足立区にてまぐろ仲卸業と海鮮居酒屋を営んでいる城下(じょうした)と申します。 足立市場のまぐろ問屋「大谷商店」に、高校時代からアルバイトとして働き始め、高校を卒業と同時に大谷商店に入社。下積みで、掃除・雑用・運搬配送など5年間従事し、その後10年間は、マグロの仕入れと販売を担当していました。 入社して26年が経った頃、2代目代表が倒れ、そこからまぐろを一人で捌くようになり、2021年に大谷商店の3代目代表に就任いたしました。ここまで40年近く鮪に人生を捧げています。

40年間仲卸として
培ってきた目利き力
素材選びには自信があります。

新型コロナウイルスの影響で、取引先だった寿司屋や仕出し屋が相次いで廃業し、売上が厳しくなってきたんです。この状況がいつまで続くか先行きが不透明だったし、お客さんがいきなり増えることもない。「だったら自分でお店をやろう」と思ったのが居酒屋を始めたきっかけです。いつかは自分のお店を持ちたいという想いがあったので、初めての飲食店経営でしたが迷いはなかったです。 長年仲卸として培ってきた目利き力で、素材選びには自信があり、良いものが安く手に入る。親戚が北茨城で漁師をしているので、そこからも仕入れています。本来の美味しい魚を一人でも多くの人に味わってもらえる場所ができるという喜びの方が大きかったです。

誰でも気軽に立ち寄れる
お店を目指しています。

本物の魚は高いとか、調理が面倒などの理由で魚の需要が減り、日本の食文化である魚が食卓に並ぶ機会が減っているのが現状です。しかし本来、魚は四季に合わせて、恵まれた豊かなもの。本物の魚は特別な日にしか食べられないご馳走にするのではなく、もっと身近に、もっと手軽に、魚を届けられないか。そんな想いからまぐろ大谷では、持ち帰り用お魚惣菜の販売にも力を入れています。その日仕入れた魚の状態に合わせて、毎日違う旬のお魚惣菜を店頭にて販売しております。子供からお年寄りまで、まぐろ大谷の魚を食べてもらって魚をもっと好きになっていただけたら嬉しいです。誰でも気軽に立ち寄れるお店を目指してますので、ぜひお気軽にお越しください。

まぐろと仲卸Tuna and wholesale

風情が残る足立市場

江戸から引き継ぐ

歴史 History

都内で唯一の水産物専門市場

大谷商店がある足立市場は、都内で唯一の水産物専門市場。足立市場は川魚・青物・米穀を中心に安土桃山時代に始まったと言われ、江戸中期以降は神田・駒込と並ぶ江戸の三大市場でした。戦時中の昭和20年に東京都の中央卸売市場となりました。その後昭和43年から取扱量の増加で手狭になったために青果部門を足立区入谷(北足立市場)に分離・移転させ水産物専門市場として、現在に至っています。
大谷商店は、中央卸市場になった昭和20年代から始まり、まぐろを中心に鮮魚を販売しています。

開始の鐘の音が響く

千住の魚河岸

競り Auction

活気溢れるまぐろの競り

まぐろのせりは5時半から。生まぐろ・冷凍まぐろが取引されています。競りの開始を告げるブザーが、マグロの卸売場に鳴り響きます。雛壇に立つ仲卸業者に向かい競り人が叫び、まぐろがどんどん競り落とされていきます。競り落としたマグロはそのまま解体に入ります。

競りの様子

まぐろと向き合う神聖な時間

海の恵みに感謝

解体 Cutting

目利きで選び抜いたまぐろを捌く

60kg越えのまぐろは通常2~3人で捌来ますが、大谷商店では1人で捌きます。この日は80kgほどの本まぐろを解体していきます。捌いたまぐろは得意先販売・小売販売と、まぐろ大谷でも提供いたします。

  1. 一、頭を落とす

    頭を落とす
  2. 二、3枚におろす

    3枚におろす
  3. 三、背・腹肉を2つに割る

    背・腹肉を2つに割る
  4. 四、輪切りにする

    輪切りにする
  5. 五、小売用に柵にする

    小売用に柵にする
  6. 六、頭から希少部位を取る

    頭から希少部位を取る

これからも守っていきたい

変わらぬ市場の風景

販売 sale

いつでも一般の
お客様大歓迎です

捌いたまぐろを、取引先の小売店や飲食店の方々が引き取りにいらっしゃいます。世間話を交えたりお客様の顔を直接見れるのは、この商売のいいところです。また一般のお客様向けにもまぐろの柵を販売しており、全国発送も行ってます。ぜひ足立市場にもお越しください。

マグロを抱える